世界で3番目に大きな峡谷で
比類のないパノラマビューを！

ブライデ・リバー・キャニオンの頂から望むパノラマビューの迫力には目を奪われるような錯覚を覚えるに違いありません。世界三大渓谷のひとつで緑に覆われた渓谷としては世界最大規模を誇るブライデ・リバー・キャニオンは「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」にも選ばれています。

地質学的にも珍しい光景が見られる
少しマニアックなインスタスポット

ブルケスラック・ポットホールはブライデリバーキャニオン自然保護区を南北に走るパノラマルートの絶景スポットのひとつ。ブライデ川とトルー川が交差することで生じる河流が数十万年もの長い歳月かけて岩盤を侵食して形成された甌穴（円形の穴）があちこちに点在するという摩訶不思議な光景を歩道橋から観察できます。

神によって創造された絶景

大渓谷が広がるムプマランガ州北東部のブライデリバーキャニオン自然保護区を南北に走るパノラマルートの観光ハイライトのひとつに数えられるゴッズ・ウィンドウ（神の窓）。ここからの眺望に心を打たれた神がアフリカの大地を創造したとの言い伝えが存在するほどの美しい景観に出会える絶景ポイントです。700メートルもの高低差がある断崖の上からは壮大なローフェルド（低草原地帯）が一望でき、天候の良い日にはレボンボ山脈の方向にクルーガー国立公園までもが見渡せます。ガイドブックや旅行ブログの写真でその美しさとスケール感を伝えるのは不可能ですので、実際に現地で壮観な眺めを体感してください。

二つの国にまたがる砂漠地帯に広がる動物保護区

カラハリ・トランスフロンティアパークはゲムズボックのような移動性野生動物種の保全を目的とし、2000年にアフリカで初めての国境をまたいで広がる動物保護区として正式に指定されました。南アフリカとボツワナの国境付近に広がる公園の総面積は38,000㎢。国境にとらわれることなく公園全域の生態系を一括管理する“トランスフロンティア”のコンセプトは21世紀の動植物保護の模範になると期待が寄せられており、隣人と共有するという意味を持つアフリカ独自の「ウブントゥ (Ubuntu)」精神の下、植物と動物達の砂漠の楽園を守るために日々努力と改善が続けられています。

高さ145mの崖上から落ちる水流と轟音の迫力は圧巻

北ケープ州アピントンから西へ約120kmの地点に位置するオーグラビーズの滝は、多様性に富んだ固有植物と動物が生息するオーグラビーズ国立公園の一画を占めています。先住民コイ族はオーグラビーズの滝を「大きな音が発する場所」と称していますが、この地を訪れるとその理由は一目瞭然。多雨でオレンジ川の水量が増すと崖上から落ちる水流は大音量をとどろかせます。多くの旅人が畏敬の念すら抱く滝の様相は忘れることのない旅の思い出として長く心刻まれるに違いありません。

南アフリカを象徴するランドマーク

ケープタウンで真っ先に思い浮かぶものと言えばテーブルマウンテン。南アフリカで最も有名な観光名所であることに疑いの余地はありません。マザー・シティとも称される大都会の中心に位置しながら自然保護が徹底された国立公園の一画を構成しているこの山には、素晴らしい景観を楽しみながら豊かな生物多様性について多くを学べるハイキングコースが数多く整備されています。

南アフリカの英雄たちが過ごした歴史遺産

ロベン島は世界で最も有名な囚人とも言われるネルソン・マンデラが27年間の投獄生活のうち18年を過ごした元刑務所。アパルトヘイト下の人種弾圧に徹底抗戦を挑んだ闘争のリーダーたちは過酷な環境下で政治的思想についての議論に明け暮れながら互いの絆を深め、新しい南アフリカへの希望を絶対に諦めないと誓いました。このことからユネスコの世界遺産委員会は1999年、「人間の信念と精神の強さを証明する地」としてこの島を世界遺産に登録しています

ケープタウンで最も古い色鮮やかな住宅街

シグナルヒルの麓にあるボカープ地区は、独自の歴史と伝統文化を誇るケープタウン市内の観光名所。かつてマレークォーターと呼ばれた一画にはカラフルな住居が立ち並び、豊かなケープ・マレー文化が育まれています。活気に満ちたこの街にはケープタウンと同様に長い歴史が息づいています。訪問の際にはスパイシーなカレーに代表される伝統的ケープマレー料理もお試しあれ！

世界有数の動物保護区

南アフリカのサファリと言えば、クルーガー国立公園。大型野生動物のビッグファイブ（ライオン・ゾウ・サイ・ヒョウ・バッファロー）との出会いはもちろん、数百種類もの野鳥、樹齢千年を越す神秘的な木々、曲がりくねった川など、古代から育まれた豊かな大自然に圧倒されるに違いありません。クルーガー国立公園には旅人が思い浮かべる「サファリ体験」のすべてが揃っています。

人類発祥の歴史を垣間見ることができる世界遺産

世界遺産に登録されている人類のゆりかごはヨハネスブルグから北西へ約50kmの地点に位置し、スタークフォンテーン洞窟、スワートクランス、クロムドライなど多くの人類化石遺跡群で構成されています。260万年ほど前の成人女性の頭蓋骨「ミセス･プレス」や「リトル・フット」と呼ばれる人類の完全な骨格が発掘されるなど、人類の進化に関する研究への重要性がユネスコに認められています。

ハートビーズポート観光に欠かせないロープウェイからの絶景

マハリスバーグ山脈の遥か上空を走るハートビーズポート・ロープウェイからは、巨大なハートビーズポート・ダムと、その先に広がる雄大な自然景観が一望できます。快晴の日には遥か彼方までとは言わなくともヨハネスブルグやプレトリア、大空を舞うワシの勇姿を見ることができます。山頂の駅からはダッシー・ループと称される全長1kmの歩道を進むと、山の斜面でのんびりと日光浴に興じるダッシー（ビーバーほどの大きさの哺乳類）の姿を発見できるかも！

鳥になった気分で南アフリカの大地を見下ろす

ノースウエスト州にある南アフリカ有数の複合リゾート施設、サンシティに隣接するピーランスバーグ国立公園で人気の冒険アクティビティと言えばバルーンサファリ。550平方キロメートルもの広大な敷地を誇るピーランスバーグ国立公園は、南アフリカで4番目に大きな動物保護区。12億年前にできたといわれる火山の噴火口の中にあり、そのユニークな地形も見どころ。空を飛ぶ鳥の目線で青々としげる渓谷やダム、灌木地帯に数多く生息する野生動物の姿を眺めることができます。

ブラームフォンテーンとニュータウンを結ぶ虹色の橋

ヨハネスブルグ市街地再整備計画の一環として2003年に完成したネルソン・マンデラ・ブリッジ。七色にライトアップされる夜の佇まいは「The City Of Gold〜金の街」とも称されるヨハネスブルグの象徴的建造物で、ジャズクラブや劇場、アートギャラリーなどが点在するニュータウン、洒落たブティックホテルやトレンディーなバー＆クラブ、レストラン、ヒップなアートスタジオが集まるブラームフォンテーンのナイトライフへ旅人を誘います。

プレトリアの丘上に建つ「自由の聖地」

1994年に人間の尊厳と権利、そして自由を礎とする民主主義国家として新たな一歩を踏み出した南アフリカ。自由と人権を勝ちとるための闘争が繰り広げられた歴史の象徴として、そしてその激動の歴史の中で犠牲となった人々への敬意を表するために建てられたフリーダムパークは、南アフリカの歴史を概観する壮大な記念公園。独創的な建築設計により南アフリカを象徴する歴史的出来事と建築的要素とが巧みに組み合わされています。

地質学マニアの必見スポット

オランダ統治時代からの古い町、グラーフレイネにある荒廃の谷は地質学に興味のある方にはうってつけのインスタスポット。1億年以上前の火山活動によって形成された不揃いで奇形な岩柱群は、火山活動と侵食による自然界の圧倒的なパワーと母なる自然がもたらす美しくも破壊的なまでの営みを物語っているかのようです。

雄大な姿を見せる造岩

ルイボス茶の原産地として知られるセダーバーグ周辺の見どころのひとつに数えられているセダーバーグ・アーチ。岩肌がむき出しのセダーバーグの荒野ではロッククライミングやトレイリング、ハイキングといったアウトドア・アクティビティが盛んで、ウルフバーグ・アーチやマルタの十字架といった見たこともない奇岩が点在しており、ワイルドな気分でユニークな景観が楽しめます。

コーヒーベイ有数の観光スポット

東ケープ州の沿岸に延びるワイルドコースの一角、コーヒーベイの景勝地として知られるホール･イン･ザ･ウォール。ムパコ川の河口付近に佇むこの岩には数百万年以上にわたる波の侵食によってアーチ型の穴が形成されています。美しいビーチが点在するワイルドコーストでは人気のない手付かずの砂浜をのんびり散歩したり、ビーチからクジラの潮吹きやイルカの群れを観察するなど、都会の喧騒を忘れて太陽が降り注ぐ南アフリカの海岸線が楽しめます。

チチカマの大自然とともに楽しめる様々なアウトドア体験

東ケープ州の西端、インド洋に沿って細長く延びるチチカマ国立公園で人気の観光スポットとして知られるストームズ川の河口。インド洋へと流入する河口に掛けられた全長77mの吊り橋では海面から僅か7mほど至近距離で岸壁に打ち上げられる波しぶきの光景に酔いしれることができます。ケープ地方に特有の植生「フィンボス」に覆われた広大な森林が広がる園内ではバンジージャンプやストームズ川でのラフティング、キャノピーツアー、絶景ハイキングなどを大自然の下で満喫できます。チチカマ名産の「ビルトン」も忘れずに味わってください。

クイバー・ツリーと呼ばれる奇妙な姿の木は南アフリカ北東部、北ケープ州のタンクワ・カルー国立公園で見られる世界最大のアロエ科の植物。ゴツゴツした岩が転がる半砂漠地帯に数多くのクイバー・ツリーが群生するクイバー・ツリー・フォレストは、まるで地球上とは思えないほど不思議で独特な光景を醸し出しています。クイバーとは矢筒の意味で、先住民ブッシュマンがこの木を用いて狩猟の矢を作っていたことに由来しています。

南アフリカとレソトの国境地帯に延びる道なき道

南アフリカからレソト側へ向かう未舗装の山道を四輪駆動車で駆け上がる1時間ほどの探検ドライブを続けると、標高約2,900mの地点にアフリカの青い空と緑の山が広がる壮大な景観が待ち受けています。世界遺産に登録されているドラケンスバーグ山脈を望む絶景は想像を遥かに超える感動を与えてくれるに違いありません。国境越えの冒険旅行の締めくくりにはバソトビレッジに立ち寄ってショッピングや食事もお楽しみください。

ホテルやカジノ、マリンパークも備わる極上のビーチエリア

インド洋に面したダーバンの海岸沿いに美しいビーチが約6kmにわたって連なるエリアが「ゴールデンマイル」。年間の約320日が暖かい晴天とされるダーバン有数の観光スポットでもあるこの「黄金の砂浜」沿いでは美しい景色はもちろん水泳やサーフィン、釣り、さらに遊歩道ではジョギングやスケートボード、サイクリングの他、ズールー族の伝統手工芸品が並ぶ露店ショッピングも楽しめます。帽子とサングラス、日焼け止めを忘れずにお出かけを！

南アフリカのアドベンチャー・パラダイス

クワズールー・ナタール州の南沿岸部の町、ポート・シェプストーンから内陸方面へ21kmの地点に位置するオリビ峡谷では、南アフリカでの有数の規模を誇るビッグスイングをはじめアブセイリング、マウンテンバイク、ラフティング、トレイリング、ハイキングなど様々なアウトドア・アクティビティが楽します。ハイキングでは渓谷に広がる美しい自然景観に加えてアフリカ産小型レイヨウに属するアンテロープやオリビの姿を目にすることもしばしば。ランチパックを用意してピクニックに出かけるのにもってこいのスポットです。

美しい砂岩の崖が陽光に照らされ金色に輝く佇まいは圧巻

雄大な自然が奏でる美しい景観や華麗な姿を魅せる野生動物と出会えるゴールデンゲート・ハイランズ国立公園は、身体と心を解放して新鮮な空気を思い切り吸い込み、自然の力でリフレッシュを図りたいという人に最適の逃避先。アウトドア派のパラダイスでもあり、手付かずの荒野を突き進むトレイリングや古代サン族の隠れ家だった洞窟探索なども体験できます。