南アフリカ観光局は、2019年5月7日〜9日にダーバンのインコシ・アルバート・ルツーリ・コンベンションセンターで開催される来年の「Africa’s Travel Indaba 2019」およびビジネス機会創出のためのネットワーキングを目的とし、開幕前日の5月6日に催されるBONDay（Business Opportunity Networking Day）への出展者および報道関係者による登録受付を開始した。

旅行者からの観光課金1%をTOMSA（Tourism Marketing South Africa）へ納付する、南アフリカ旅行業界のTOMSA登録メンバー（2018年6月30日現在）には、Africa’s Travel Indaba 2019への出展申込みに際して20%の割引が適用される。

クワズールー・ナタール州観光局とエテクウィニ自治体による協力のもと、南アフリカ観光局が主催するAfrica’s Travel Indabaではアフリカ大陸各地からの観光関連プロダクトとサービスが一堂に会し、南アフリカへのツアー造成と販売を手がける世界各国からのバイヤーを魅了する。

出展者にとってAfrica’s Travel Indabaは、地元南アフリカとアフリカ大陸を始め、米国、欧州、南米、中東、アジアなど世界各地のマーケットから集結する有力バイヤーへ、自らが提供する観光関連サービスやプロダクトをアピールする格好の機会となる。3日間の会期中には、観光に関する見識を深めるとともに、新たなネットワークを構築する機会が数多く設けられ、成長に向けての斬新な想像力を掻き立てながらビジネスの成約を後押しする。

南アフリカ観光局の事業部門である南アフリカ・ナショナル・コンベンションビューローのアマンダ・コッツェ・ンラポ最高責任者（Chief Convention Bureau Officer）は、「アフリカとの観光ビジネスを手がける際に、Africa’s Travel Indabaが世界各地からの旅行業界関係者にとって理想のイベント・プラットフォームであるよう、我々は努力を続けている。今年記録した訪問者数はとても励みとなるもので、彼らからの貴重なフィードバックを取り入れながら来年の計画を進めている。我々はパートナーとの関係を重視しており、来年5月に再びダーバンで世界各地からのパートナーを迎えるのを待ち遠しく思う」と述べている。

さらに、ンラポ最高責任者は「来年のAfrica’s Travel Indabaで、より多くの出展者と出会えることを期待している。アフリカはユニークな観光関連サービスやプロダクトの数々で満ち溢れており、これらを世界に知らしめるながら訪問者数を増やし、世界の旅行市場におけるアフリカ大陸のシェアを拡大していくことが必要である。そしてメディアと出展者は、観光産業のさらなる発展とAfrica’s Travel Indabaの成功に欠かせない重要なパートナーに他ならない」と言及している。

来年のトレードショーでの注目は、「Hidden Gem」と称したパビリオンで、南アフリカの全9州から選りすぐりの観光分野におけるSMMEs（中小零細事業者）100社以上が出展予定。「Hidden Gem」とは、事業規模は小さいもののアフリカの伝統が息づく観光プロダクトで、サファリやアドベンチャー体験、アフリカンスタイルのスパ、タウンシップ（旧黒人居住区）のレストラン、B&B、ブティックホテルといった、まだ広く知られていない「隠れた宝石」とも言うべき独自のユニークな観光素材を取り揃えている。

クワズールー・ナタール州観光局のフィンディレ・マクワクワCEO代理は、「Africa’s Travel Indabaでは、観光に携わる中小零細事業者に対して、世界各地の旅行業界関係者とのネットワークを広げながら、自らのプロダクトをアピールする機会が提供される。有力バイヤーとの貴重な出会いは事業拡大に向けた商談成立に繋がるきっかけとなり得る」と述べている。

会期中を通じて催される「スピード・マーケティング」は、Africa’s Travel Indabaへの参加者の間で好評を博しているプログラム。各セッションではテーマ別にグループ分けされた出展者が、短い持ち時間でプレゼンテーションを繰り広げながら、自らが提供するサービスやプロダクトをバイヤーに向けてアピールする。プレゼンターの多くは「Hidden Gem」パビリオンからの中小規模の事業者で、バイヤーにとっては質問を投げかけながら出展者に対する知識を深める絶好の機会となる。もうひとつの人気プログラムは「ビジネストーク」で、各界を代表する専門家らが出席し、観光に関連する様々な話題に対する見解や意見を述べる。

今年5月に開催されたAfrica’s Travel Indaba 2018では、前年比14%増となる1,747人のバイヤーと同5.7%増となる1,100社以上の出展者を記録。世界80カ国（うち23カ国はアフリカ大陸）からの登録者は全体で7,000人を上回った。またバイヤーと出展者を取り持つ”マッチメーキング”による商談は数百件にのぼるとともに、出展した中小零細事業者は135社を数えた。

雇用機会の促進、そして観光産業の発展に欠かせないビジネスとコネクションをもたらすAfrica’s Travel Indabaは、南アフリカ経済にとって重要なイベントとなっている。

Africa’s Travel Indaba 2019に関する詳細および参加登録は、https://www.indaba-southafrica.co.za（英語サイト）で案内されている。

本件に関する問い合わせは：
『南アフリカ観光局』広報　株式会社ホワイトナイト
担当：淺川正江(m.asakawa@whiteknight-jp.com) /樫村陽子(kashimura@whiteknight-jp.com)
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南アフリカ観光局ウェブサイト：www.south-africa.jp