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NEWS一覧2018年5月1日マディバの意志が心に宿る「マンデラゆかりの地」100選

マディバの意志が心に宿る「マンデラゆかりの地」100選

南アフリカ観光局は、ネルソン・マンデラ財団(Nelson Mandela Foundation)と協力し、南アフリカ市民と世界各国からの訪問者を対象に、マディバ(マンデラの愛称)が足を運んだ観光スポットへの旅行体験を紹介するユニークな取り組みを開始する。この新たな取り組みは観光促進を主な目的としており、5月8〜10日にダーバンで開催されるアフリカ最大のトラベルトレードショー、Africa’s Travel INDABAで正式に発表される。

故ネルソン・マンデラ元大統領の生誕100周年を迎えた今年、南アフリカ観光局ではマンデラの人生と歴史的・社会的関連が深い観光スポットやアトラクションなど、国内各地に点在する計100カ所の「マンデラゆかりの地」を特定した。今回特定された計100カ所の「マンデラゆかりの地」は世界各地で広く知られており、彼が歩んだ人生を物語る場所などで構成されている。

南アフリカはもちろん世界中で愛されたマディバは、旅行に多くの時間を費やし、美しい南アフリカの様々な場所で過ごしながら、近親者とともに思い出と未来への希望を共有した。

ネルソン・マンデラが刻んだ思い出の場所は、 Madiba’s Journey App(マディバズ ジャーニー アプリ)に網羅されており、地図上で各地を閲覧できるのはもちろん、旅程の作成やソーシャルメディアを通じて実際の旅行体験を共有できるようにしている。また、このアプリにはマンデラとの関連性などを紹介する音声やテキスト、フォトギャラリーに加えて、リアルタイムでの気象情報、目的地までの距離や周辺の見どころなどが盛り込まれている。

南アフリカ観光局のステンビソ・ドラミニ最高執行責任者は、「まもなく開幕するAfrica’s Travel INDABA 2018にて発表される今回の新たな取り組みは、ネルソン・マンデラが生涯を通じて南アフリカと世界にもたらした数々の功績を讃えるもの。南アフリカの未来へ向けての彼の意気込みとビジョンは、我々の心の中に宿り続けており、社会経済的価値を地域社会にもたらすための南アフリカの経済政策、そして観光関連の中小企業向け職業訓練や指導、技術向上プログラムを提供する様々な団体とのパートナーシップの中でも息づいている」と述べている。

またネルソン・マンデラの出身地である東ケープ州では、ツーリズム月間である9月に様々な催しが繰り広げられる。多くの人々に愛された「マンデラゆかりの地」へと足を運び、彼の人生に思いをはせてもらうため、南アフリカ観光局ではウェブサイトなどのプラットフォームを通じて、ネルソン・マンデラ生誕100周年関連の特集コンテンツや記念パッケージなどを紹介していく。

”Africa’s Stories, Your Success”のテーマを掲げるAfrica’s Travel INDABA 2018では、マンデラの生まれ故郷である東ケープ、若き弁護士として活躍した頃を過ごしたフィラカジ・ストリート、逃亡中に身柄を拘束されたキャプチャーサイト、政治犯として約20年もの投獄生活を過ごしたロベン島など、彼の人生と深く関わる代表的な場所が紹介されるとともに、参加者には会場での様々な催しを通じて、マディバが歩んだ波乱万丈の人生に敬意を表する機会が提供される。

ネルソン・マンデラ財団のセロ・ハタンCEOは、「変革と統一の価値を認識するという観点から、今回の取り組みは南アフリカおよび世界でマディバが残した遺産を新たな次元へと受け継いでいくきっかけになると確信している。同じ価値を共有する社会の構築は重要な課題であり、マディバが描いたアフリカ大陸の未来像とも合致する。ネルソン・マンデラの生誕100周年に際して、彼の功績を思い起こす機会を作り出す南アフリカ観光局には感謝の意を表したい」と述べている。

本件に関する問い合わせは:
『南アフリカ観光局』広報 株式会社ホワイトナイト
担当:淺川正江(m.asakawa@whiteknight-jp.com) /樫村陽子(kashimura@whiteknight-jp.com)
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南アフリカ観光局ウェブサイト:www.south-africa.jp