国際会議協会(ICCA: International Congress and Convention Association)が先頃発表した2014年度ICCAランキングで、南アフリカは2013年の第34位から32位へ2つランクアップした。

国際組織や地域団体が開催する年間の会議やミーティングの件数をデスティネーション別にまとめたデータを基に集計されたICCAランキングは、ビジ ネスイベント産業界におけるデスティネーションの実力を示す指標として世界で最も正確かつ信頼されている。国際的組織・企業がビジネスイベントの開催都市 としてのデスティネーションの能力を測る際の基準とされており、プロフェッショナルなイベント運営能力と優れたインフラ施設を備えていることを調べる上で の有力な材料となっている。

「今回のニュースは南アフリカにとって素晴らしい朗報だ。南アフリカに対する信頼の高まりを裏付けるとともに、世界市場におけるシェア拡大を図る上 での自信の度合いを示すものに他ならない。南アフリカがホストを務めた国際・地域ビジネスイベントの件数は2013年の118件から2014年は124件 へと増えている」と南アフリカ観光局のチュラニ・ンジマ最高責任者は述べている。

2014年度のICCAランキングにおいて、南アフリカは香港、アラブ首長国連邦、ニュージーランド、モロッコよりも上位にランクされている。ちな みにランキングのトップは米国でドイツ、スペイン、英国、フランスが続いている。南アフリカはアフリカ・中東地域のデスティネーションの中では最上位で、 他にアフリカ大陸からはケニアが68位、エジプトが75位、セネガルが79位にランクインしている。

「今回の結果はビジネスイベント産業界の大いなる野望と確固たる決意、綿密な戦略策定を反映するものであり、“Advancing Africa Together〜アフリカを一緒に前進させよう”というスローガンを掲げて開催しているアフリカ最大規模のビジネスイベント業界向けトレードショー 『ミーティングス・アフリカ』を通じて確立されたアフリカ各国とのパートナーシップがもたらしてくれたご褒美と言える。またアフリカにおける経済成長と中 産階級の台頭、高度に発達した観光およびビジネスイベント関連のインフラなども世界からの注目を集める要因となっている。さらに昨年のICCA年次総会に おいて南アフリカ出身のニーナ・フレイセン・プレトリウスが会長(グローバル・プレジデント)に選出されたことが、ビジネスイベント・デスティネーション としての南アフリカの認知度を高めることに繋がった」とンジマ最高責任者は述べている。

2014度のICCAランキングには南アフリカの主要都市による輝かしい実績が反映されており、計58件の国際・地域団体によるイベントをホストし たケープタウンは、2013年度の52位から2014年の41位へと順位を上げ、南アフリカ国内で最も大きな成功を収めた都市として評価されている。また ヨハネスブルグは136位から101位へ大幅にランクアップするとともに、ダーバンはニュージーランドのオークランド、スイスのバーゼル、フラインスのボ ルドー、モンペリエと肩を並べる125位に入っている。

ICCAによる報告書は、ICCA加盟各国による前年度の国際・地域会議の開催件数の報告を集計し、毎年5月初旬に発行されている。

なお詳細な情報についてはhttp://www.businessevents.southafrica.net 、http://www.iccworld.com (ともに英語サイト)に掲載されている。

本件に関する問い合わせは:『南アフリカ観光局』広報 エンゴー株式会社
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