南アフリカ観光局は新たな最高マーケティング責任者にマージー・ホワイトハウス(Ms. Margie Whitehouse)を任命した。3月2日付で着任したホワイトハウスはケープタウン大学経営学部を卒業し、1988年にユニリーバのマネージメントプログラムを修了以降、アフリカのブランドマーケティング分野で25年以上におよぶ経験を積み重ね、イノベーター、デベロッパー、起業家として官民双方のセクターにて活躍している。

1999年には新ブランドの開発や構築に取り組む企業を支援するコンサルティング会社、フリードシンカーズ(Freedthinkers)を創設。最高経営責任者として2005年までに貿易産業省(dti=Department of Trade and Industry)をはじめファーストランド(FirstRand)、環境技術省(Department of Environment and Technology)、人気ファーストフード店として広く知られるナンドーズ(Nando’s)、大手金融機関のインベステック(Investec)、通信大手のMTN、高級レストランのモヨ(moyo)といった南アフリカを代表する優良ブランドの構築に従事。現在もソウェトTVや資産運用管理を専門とするアルゴン社(Argon)、人気ファッションブランドであるロキシオン・クルカ(Loxion Kulca)といった南アフリカ生まれの有力ブランドのアドバイザーを務めている。

南アフリカ航空の取締役会メンバーでもあるホワイトハウスは社会貢献にも熱心に取り組んでおり、ホスピスウィッツ(HospiceWits)の取締役、また女子プロゴルフ協会の会長も兼任している。

南アフリカ観光局のチュラニ・ンジマ最高責任者は「旅行目的地ブランドとして南アフリカを国内外で発展させるうえでマージーは最適の人物。アフリカに関する豊富な知識とマーケティング分野での経験は、最高マーケティング責任者としての重責を果たすうえで大いに役立つ 」と述べている。

ホワイトハウスは「観光産業は南アフリカの経済成長において重要な役割を担っていることからも、今回、南アフリカ観光局のチームに加わることを光栄に思う。リサーチ結果に基づくマーケティング戦略、テクノロジーの革新的利用、常に変化を続ける旅行者のニーズを的確に把握することはデスティネーション・マーケティング活動において重要となるが、これらは成功に起因するほんの一部にすぎない。この点を踏まえたうえで、観光局スタッフをはじめ観光産業に携わる様々な利害関係者らと力を合わせながら南アフリカブランドの成長を図り、旅行者を継続的に増やすために尽力していく所存だ」と就任に際しての意気込みを述べている。

本件に関する問い合わせは:『南アフリカ観光局』広報 エンゴー株式会社
担当:坂本徳土 (sakamoto@en-go.jp)
TEL: (03) 6277-8118/ FAX: (03) 6277-8119