NEWS & TOPICS南アフリカ観光局からのお知らせ

NEWS一覧2014年3月11日「ミーティング・アフリカ 2014」が過去最多の参加者を集めて閉幕

「ミーティング・アフリカ 2014」が過去最多の参加者を集めて閉幕

アフリカ大陸のビジネスツーリズム産業の促進を目的とする「ミーティング・アフリカ 2014」は、2月24日から26日にヨハネスブルグのサントン・コンベンション・センターで催され、過去最多となる参加者を集め大盛況のうちに幕を閉じた。

最終日の受付終了時点(午後5時)における参加者の内訳は以下の通り:

➢ 外国から招待されたバイヤー:169人(前年比15%増)
➢ アフリカ連合の招待によるバイヤー:31人
➢ 南アフリカ国内のコーポレートバイヤー:238人(前年比140%増)
➢ 訪問者:839人(前年比16%増)
➢ 出展者:262人(前年比11%増)
➢ 報道関係者:162人(前年比19%増)
➢ 「ミーティング・アフリカ2014」への参加者合計:3,295人(前年比15%増)

南アフリカ観光局のチュラニ・ンジマ最高責任者は「『ミーティング・アフリカ』への参加者増は喜ばしいが、我々は常に人数よりも“質”に重点を置いている。『ミーティング・アフリカ2014』はバイヤーと出展者の双方に対して質の高いビジネス・プラットフォームを提供できたと確信している」と述べている。

「期間中に特設されたオンライン電子ダイアリーシステムを介しての打ち合わせ依頼件数は、前年を2,000件上回る10,169件にのぼり、開催期間中は会場においてバイヤーと出展者が熱気を帯びた商談を繰り広げていたことが報告されている」

“Advancing Africa Together〜アフリカを一緒に前進させよう”というテーマの下で催された今年の「ミーティング・アフリカ」は、アフリカ大陸全体のビジネスイベント関連トレードショーへと進化を遂げる上での第一歩を踏み出す試みとなった。アフリカ諸国での出展招致の取り組みが実を結び、今回は南アフリカをはじめボツワナ、エチオピア、ケニア、マラウイ、モーリシャス、モザンビーク、ナミビア、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエの計13ヶ国からの出展があったことから、中期的にはアフリカ大陸のさらに多くの国々からの出展が見込める手応えを感じている」とンジマ最高責任者は加えている。

開催初日はボンド(BOND: Business Opportunity Networking Day)と称し、数百人にのぼる参加者が一堂に会する機会を設けてアフリカ大陸の国際競争力を高め発展させるための戦略などに関して忌憚のない意見が交わされた。さらに同日には将来のリーダー像や環境にやさしいイベントなどに関するワークショップやセミナーが催され、晩餐会ではアフリカ各国の官民両セクターの代表者らが活発に交流する様子が見られた。

「ビジネスチャンスを見いだす格好の場をアフリカ各国に対して提供すると同時に、アフリカのビジネスイベント関連の業界関係者に世界各国からの上質なバイヤーとの接触を容易にした『ミーティング・アフリカ』は、アフリカ大陸最大規模を誇る有益なビジネスイベント・トレードショーとしての確固たる地位を築いたと言える」

大きな成果を収めた「ミーティング・アフリカ2014」は、今年民主化20周年を迎える南アフリカのビジネスツーリズム産業の発展と共に歩みを続けている。「南アフリカのビジネスツーリズム産業は民主化以降の20年で目覚ましい発展を遂げており、官民の両セクターの潜在成長性とインフラに対する積極的な投資は、南アフリカを世界に名立たるビジネスイベント開催国へと導いた」とンジマ最高責任者は述べている。

民主化1年目の1994年、南アフリカでは12件の国際会議が開催され、5,950人の参加者が訪れた。これらの会議が国際会議協会(ICCA)の基準を満たすレベルであったことも手伝い、2012年にはICCA認定の国際会議開催件数が97件にのぼり、52,587人もの参加者を迎えるまでに発展。これにより南アフリカには6億6,300万ランド(約64億円)にもおよぶ経済効果がもたらされている。

「我々は『ミーティング・アフリカ』の開催を通じて、アフリカのビジネスツーリズム産業が国際競争力を高めて持続的発展を遂げる上で有益な場を提供することに確固たる決意で臨んでいる。2015年2月23日に開幕する『ミーティング・アフリカ2015』は第10回の節目を迎えるが、上質なサービスに定評のあるアフリカ各国からの出展者と世界各国からのバイヤーにとって実りの多いビジネスの機会を提供するために引き続き尽力する所存である」とンジマ最高責任者は締めくくっている。

本件に関する問い合わせは:『南アフリカ観光局』広報 エンゴー
担当:中嶋しほ(nakajima@en-go.jp)、坂本徳土 (sakamoto@en-go.jp)、
TEL: (03) 6277-8118/ FAX: (03) 6277-8119