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NEWS一覧2014年2月25日アフリカ一丸となって取り組むトラベルトレードショー「インダバ2014」

アフリカ一丸となって取り組むトラベルトレードショー「インダバ2014」

アフリカ大陸最大のトラベルトレードショーとして確固たる地位を確立している「インダバ」は、アフリカの旅行業界のさらなる成長を牽引する原動力として、今年も5月10日から12日にダーバンのプリンス・アルバート・ルツーリ国際会議センターで開催される。

南アフリカ観光局のチュラニ・ンジマ最高責任者は「これまでに南アフリカをはじめとするアフリカ諸国が観光分野で収めた成功とさらなる潜在成長力を踏まえると、旅行目的地として高い関心を集めているのはもちろん、様々な国の企業・団体がアフリカの観光産業の発展に乗じてビジネス拡大を図ろうとするのは当然ともいえる。多様性に富んだアフリカ大陸の魅力に関する認知が広まることは、私たちにとっては喜ばしいことである」と述べている。

南アフリカ観光局では出展者とバイヤーを結びつける機会の提供を通じて、新たな関係構築やビジネスチャンスの創造を促進することに焦点を絞り込み、「インダバ」をさらに進化させていくことに並々ならぬ決意をもって取り組んでいる。

「旅行分野におけるトレードショーが乱立しつつある中、すべてが持続されていくことには疑問が残る。最終的には最良の2つに集約されていくことも考えられる。インダバは南アフリカ観光局のイベントではなく、旅行業界全体による取り組みである。営利目的のトレードショーではなく、参加者に最高の価値を提供するためのトラベルトレードショーとしての役割を果たすために多くの労力が費やされている。インダバは旅行・観光産業に利益をもたらすために存在する、ということを忘れてはならない」とンジマ最高責任者は述べている。

インダバの成功、そして旅行目的地としての南アフリカの成功は、南アフリカ観光局と旅行業界が長年に渡って育んできた戦略的かつ双方にとって有益で強固なパートナーシップを通じてもたらされたものに他ならない。

「競争によってインダバの魅力が損なわれることはないと自負している。事実、競合の参入によって我々の決意はさらに頑強になり、出展者とバイヤーに斬新かつ実用性に富んだ価値を提供するために、これまで以上の努力が費やされている」

南アフリカ観光局のインダバ開催に際しての戦略は、新たなバイヤーと世界各国から招待する質の高いバイヤーの特定に重点を置いている。これによりバイヤー向けのプログラムの改善を図り、投資効率を高めることを目指している。

「世界各国のバイヤーからは極めてポジティブな反応が得られていることからも成果は上々と言える。今年のインダバへの期待と関心は着実に高まっている。開催日まで3ヶ月の時点ですでに829人のバイヤーの参加が決定しているが、これは昨年のインダバでは開催12週間前の時点で確定した数字である。685人は国外からのバイヤーとなっている。昨年のインダバを訪れたバイヤーは計3,379人となったが、今年はこれを上回ることが確実視されている」

新たな試みとして、今年のインダバはアフリカ諸国が一丸となって取り組むトレードショーへと進化させていく上で、過去15年にわたって参加している南部アフリカ開発共同体(SADC)の加盟国に加えて、アフリカ大陸の各国からの展示ブースの出展を促している。

すでにアンゴラ、ベニン、ボツワナ、ブルキナファソ、コンゴ、ケニア、エチオピア、レソト、マダガスカル、マラウイ、モーリシャス、モザンビーク、ナミビア、ナイジェリア、レユニオン、セイシェル、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエの各国の出展がすでに確定しており、この他の参加国についても順次発表される。

「アフリカ大陸において最も大きな影響力を備える貴重なトラベルトレードショーとして、我々は長期的観点からインダバの将来像を描いている。そして今後数年にわたって、アフリカ諸国からの出展は増え続けると確信している。中期的にはアフリカ大陸のほとんどの国からの出展が現実となることが期待される」

「インダバは南アフリカで開催されるアフリカのイベントで、過去30年間にわたって旅行・観光産業の発展に向けての基盤を形成してきた。南アフリカ観光局はインダバの運営管理に携わることを誇りに思うと同時に、観光産業のさらなる発展に貢献するためにも新たな次元へとインダバを進化させていくことに真摯に取り組んで行く所存である」とチュラニ・ンジマ最高責任者は締めくくっている。

本件に関する問い合わせは:『南アフリカ観光局』広報 エンゴー
担当:中嶋しほ(nakajima@en-go.jp)、坂本徳土 (sakamoto@en-go.jp)、
TEL: (03) 6277-8118/ FAX: (03) 6277-8119