南アフリカのデレク・ハネコム観光大臣 アフリカ大陸最南端に設けられた記念碑を披露
南アフリカのデレク・ハネコム観光大臣は先頃、アフリカ大陸最南端に位置する西ケープ州・南オバーバーグ地方のアグラス国立公園に設けられた新たな記念碑「アフリカを象徴する遺跡マップ〜Iconic Map of Africa Monument」を披露した。
円周30メートルもの一画にアフリカ大陸を立体的に型取った地図には、羅針盤の方位とともにアフリカ大陸を特徴づける陸標が記されている。
新たに完成した記念碑はアグラス国立公園における旅行体験を充実させ、地元観光経済の拡大を後押しすることを目的に、観光省と南アフリカ公園管理局(SANParks)が協力して建てられた。
お披露目の式典に際して、ハネコム観光大臣は「南アフリカの豊かな生物多様性と自然遺産は、国内に点在する国立公園に備わる強力な切り札として観光客を魅了し続けている。これらの比類なき観光資源は、今回の記念碑のような新たな見どころを加えることでさらに魅力を増し、訪問者に思い出深い体験を提供することで、リピーターの増加につなげていく必要がある。新たな観光インフラ開発プロジェクトに向けた財政支援は極めて重要なもので、国民への包括的経済機会を創出するという任務の遂行を可能にしてくれる。こういった取り組みを通じて人々に雇用の機会がもたらされ、中小零細企業はサービスの提供により収入が得られるようになる。全ての南アフリカ市民は経済成長や雇用機会に繋がる観光産業の拡大を強く望むべきである」と述べている。
新たに完成した記念碑は大西洋とインド洋の2つの大海が交わる場所を背景に設けられており、観光客はアフリカ大陸を型取った地図の上や周辺を歩いて回れるように設計されている。
「今回の記念碑はアフリカ大陸最南端という地理的、心理的にユニークな側面を特色付けながら、国内外からの訪問者の主要な旅行目的地として、この地域のステータスを高めるもの。南アフリカの観光成長戦略において、アグラス国立公園は周辺地域への訪問者増を図るうえで重要な役割を担っている」と述べている。
ケープアグラスに設けられた記念碑およびその一画の画像は、https://www.getaway.co.za/travel-news/new-3d-relief-map-of-africa-points-visitors-in-right-direction/ に数多く掲載されている。
出典元:Daily Southern & East African Tourism Update
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