5月10日から12日にダーバンのプリンス・アルバート・ルツーリ国際会議センターで催されるアフリカ大陸最大のトラベルトレードショー「インダバ」は、今年からアフリカ諸国が一丸となって観光産業の発展に向けて取り組むトレードショーへと進化を遂げる。

4月3日時点でアンゴラ、ベニン、ボツワナ、コンゴ、エジプト、エチオピア、ケニア、レソト、マダガスカル、マラウイ、モーリシャス、モザンビー ク、ナミビア、ニジェール、レユニオン島、ルワンダ、セイシェル、南アフリカ、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエのアフリカ大陸 23ヶ国からの出展が確定している。

「インダバ 2014」の出展者にはShamwari group、Mala、Legend Lodges and hotels、Zimbali、Tsogo Sun、Grootbos、Premier Hotels and Resorts、Blue Train。さらにUnder One Botswana Sky、Phakalane Resort Hotel、Nesbitt Castle、Sol Resorts、Ichobezi River Lodges、Grand Plains Conservation、Kijongo Bay Beach Resort、Rwanda Air、Safari 2 Gorilla Tours、Eko Hotels and Suites、Moivaro Lodges and Tented Camps、The Hemingway’s Collectionなど、アフリカの最高級のサファリをはじめ贅沢な5ツ星宿泊施設、魅力的なライフスタイルと文化体験、驚きのアドベンチャー・アク ティビティ、世界有数のゴルフ体験やその他のスポーツ体験に関連するサービスやプロダクトを提供する企業が名を連ねている。

また今年のインダバでは新たな試みとして、旅行関連分野でデジタルサービスを提供する企業を集めた“TechZone”と称する一画を設け、バイ ヤーと出展社の双方へビジネスの機会を提供する。TechZoneには南アフリカを代表するオンライン旅行会社のTravelstartをはじめ、世界最 大のトラベル&ライフスタイル・ソーシャル・ネットワーキング・コミュニティー・ウェブサイトであるWAYN.com、TripAdvisor、 Expedia、Springnest、Nightsbridgeなども出展を決めている。

4月3日時点での出展社数は398を数えておりTourvest、Mantis Management、Seasons in Africa、The Amalinda Collectionといった国際的にも知名度の高い大企業に加え、最高級サファリロッジのSingitaに代表される高級宿泊施設や、レジャー旅行関連 分野で上質なサービスやプロダクトを提供する企業の数多くがすでに出展を決定。主要な先進国および新興国から訪れるトップバイヤーに向けてアフリカの魅力 をアピールし、堅調な増加を続けるインバウンド・ツーリストの拡大に拍車をかける。ちなみに「インダバ2014」開幕約一ヶ月前の時点での登録済みバイ ヤーは1,441人に上っている。

「インダバ 2014」の出展企業の多くは、過去11〜20年間にわたって継続的に出展しているベテラン勢で全体の62%を占めている。優れた国際的評価を獲得してい るリーディング・トラベル・ブランドも含まれており、こういった出展企業からの支持によって今日の「インダバ」の地位は確立されている。一方で他の大規模 な国際トラベルショーとは異なり、インダバは海外バイヤーに加えて地元バイヤーの要望にも応える側面があり、選りすぐりの革新的中小企業から Abercrombie & Kent、Private Safaris、The Leading Hotels of the World、Relias & Chateauxといったグローバルブランドまでの広範なアフリカ旅行商品を網羅している。

南アフリカ観光局のチュラニ・ンジマ最高責任者は「アフリカ各国の旅行業界関係者との連携は従来にも増して重要になっている。国連世界観光機関 (UNWTO)による最新の指標によると、2013年におけるアフリカ地域への訪問者数は300万人増の5,600万人に上る過去最高を更新。アフリカ大 陸における観光ビジネスを展開する上で、インダバ は最大かつ最高のプラットフォームに他ならない」と述べている。

また南アフリカ観光局では、アフリカ諸国との連携強化を含めた今後3〜5年を見据えた南アフリカ観光産業の成長戦略を広く伝えるために、国内の主要 都市へのロードショーを実施。「このような活動は今後の計画の説明のみならず、インダバをいかに発展させていくべきかについて、各地の旅行関係者からの発 言に耳を傾けるうえでも貴重な機会。これらの意見や提案の一部はすでに実行に移しているが、しっかりと心に受け止めたうえで引き続き出展社の期待に的確に 応えていく。合わせて我々は最新の市場調査をもとに活動を展開していく主要マーケットの見直しを図るとともに、各市場によって複雑に異なる旅行業界の特性 に関する理解を深めながら成長の機会を着実に捉えていく所存だ」とンジマ最高責任者は加えている。

「インダバ2014」に関する情報は南アフリカ観光局日本語サイト www.south-africa.jp で案内されている。

本件に関する問い合わせは:『南アフリカ観光局』広報　エンゴー
担当:中嶋しほ(nakajima@en-go.jp)、坂本徳土 (sakamoto@en-go.jp)、
TEL: (03) 6277-8118/ FAX: (03) 6277-8119