南アフリカ観光局はネルソン・マンデラの足跡にまつわる新たなグローバルキャンペーンをナショナル ジオグラフィック チャンネルで開始した。

キャンペーン開始に先立ち、ナショナル ジオグラフィックのフォトジャーナリスト、パブロ・コラール・べガはネルソン・マンデラの人生の足跡を辿る南アフリカ旅行を敢行。各地へと巡る模様をビデ オ番組に収め、ナショナル ジオグラフィックのトップカメラマンによる「スルー・ザ・レンズ(レンズを通して)」と称された人気短編ビデオシリーズの一環として世界各地の主要マー ケットでオンエア。視聴者数は延べ3億人にのぼると予想されている。

パブロ・コラール・べガの南アフリカ旅行はネルソン・マンデラの生まれ故郷であり、幼少時代に牛の群れを世話しながら過ごした東ケープ州のクヌから スタート。その後はプレトリアのユニオンビルディングやケープタウン沖合に浮かぶロベン島など、南アフリカ各地に点在するネルソン・マンデラゆかりの地や 記念碑などに足を運びながら、27年におよんだ投獄生活から南アフリカ大統領に就任するまでの一人の人間の生涯を辿ることで偉大なる英雄に関する理解を深 めていった。

短編ビデオではべガのフォトジャーナリストとしての関心事でもある“ヒューマンスピリット”にスポットライトを当て、南アフリカ市民が熱く唱えるマンデラの遺産と理想を浮き彫りにしている。

「ネルソン・マンデラは自らの努力で南アフリカの偉業を世界中の人々に知らしめた。人々は自国で南アフリカ人に出会うと決まって“マンデラ”と声を かけてくる。これは南アフリカ人にとってマディバが歴史に新たな章を刻んだ永遠のヒーローであるからだけでなく、類稀なリーダーシップと思いやり、ビジョ ンを持ち合わせた世界的ヒーローの象徴的存在であったからに他ならない。マンデラは国際社会から疎外されたこの美しい国の門戸を世界に向けて開き、彼の名 は未だに旅行者を魅了し続けるとともに、多くの人々が南アフリカに残された彼の足跡を訪問している。今回の短編ビデオが世界各国の人々にインスピレーショ ンを与え、一人でも多くの人にマンデラの人生の旅とこの国の豊かな歴史、心暖まる南アフリカ人によるおもてなしを体験してもらえることを願っている」と南 アフリカ観光局のチュラニ・ンジマ最高責任者は述べている。

マンデラの足跡を辿る短編ビデオ(英語のみ)をはじめとするナショナル ジオグラフィックの「スルー・ザ・レンズ」のシリーズビデオはwww.throughthelens.tvで視聴できる。

本件に関する問い合わせは:『南アフリカ観光局』広報 エンゴー株式会社
担当:加藤有喜 (kato@en-go.jp)、坂本徳土 (sakamoto@en-go.jp)
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