南アフリカ第3の都市、ダーバンにあるキングシャカ国際空港は、2016年7月のインバウンドとアウトバウンドを合わせた国際線利用旅客数が前年同月の23,855人から46%増の34,753人に上り、予測を大きく上回る結果となった。

「国際線路線の座席数が42%増加したことを背景に、ここ一年で国際輸送の占める割合が全輸送量の5%から7%に拡大している。これは、ダーバンで開催されたワールドルート・デベロップメント・フォーラムの成功と、カタール航空、ターキッシュエアラインズ、エチオピア航空、プロフライトの4社の国際線開設が重なった2015年第4四半期中におきている」とキングシャカ国際空港の統括マネージャーであるテレンス・デロモニー氏は述べている。

「ダーバンに乗り入れる直行便の増加は、国際線を利用する旅客の需要をかき立てるのに大きく貢献している」と、クワズールー・ナタール州政府事業所のデューべ・トレードポート・コーポレーション最高経営責任者代理のハーミッシュ・アースキン氏は言及する。さらに「直行便が新たに開設されたことで、現在ではドバイを拠点とするエミレーツ航空、ドーハが拠点のカタール航空、イスタンブールが拠点のターキッシュエアラインズ、アディスアベバが拠点のエチオピア航空の強力なネットワークを通じて900を超える世界中の目的地とのアクセスが可能になり、ダーバンが旅行者にとって訪れやすい場所になっている」と述べている。

デューべ・トレードポート・コーポレーションによると、新たに加わったこれらの長距離便は休暇を目的とした旅行とビジネスを目的とした旅行の両方の推進に大きな影響を与えているという。

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