南アフリカ観光局は、ヨハネスブルグ郊外のサントン・コンベンションセンターで2019年2月26〜27日の2日間にわたって開催するビジネストレードショー「ミーティングス・アフリカ（Meetings Africa）2019」へのメディア登録の受付を開始した。

ミーティングス・アフリカでは、会議・宿泊施設、都市・州・国のコンベンションビューロー、観光マーケティング組織、会議オーガナイザー、ビジネスイベント支援サービス企業など、MICE（Meetings, Incentive, Conference and Exhibition）分野において多岐にわたるサービスやプロダクトを提供する出展者がアフリカ各地より一堂に会する。また、BONDay（Business Opportunities Networking Day）と称した開催前日の2月25日には、出展者向けのネットワーキング・イベントが繰り広げられる。

開催期間中、ビジネスイベント産業の成長に欠かせない重要なパートナーであるメディアには、アフリカ各地から訪れる業界のリーダーとのインタビューなど、様々な取材の機会が用意される。南アフリカ観光局のPRチームは、イベント関連の広範な資料に加え、以下のような報道関係者向けサービスを提供する：

• ミーティングス・アフリカのスポークスパーソンに加えて、ゲストスピーカーや出展者、イベント参加者等とのインタビューのコーディネート
• ミーティングス・アフリカに関する最新プレスリリース、告知資料の配布
• インタビューおよび取材した人物のポートレートやイベント期間中の様々な催しの様子を収めた画像の配布

ミーティングス・アフリカ 2019は、“シェアリングエコノミー（Shared Economies）”をテーマに掲げ、MICE産業に携わる売り手と買い手を結びつけることを主眼としている。南アフリカにおけるビジネスイベント産業分野は、20万件もの雇用を創出すると同時に、会議セクター単独で1,150億ランド（約9,017億円）もの経済効果をもたらす。観光産業の発展はもちろん南アフリカ経済全体の成長を後押しする重要な産業セクターを形成している。

南アフリカ観光局でチーフ・コンベンション・オフィサーを務めるアマンダ・コッツェ・ンラポは「我々がめざす『成長』は広義に解釈する必要があり、持続可能性やビジネスイベント分野に携わる中小企業の長所を大型会議施設とともに活かすための包括的経済改革といった側面を考慮すべきと捉えている」と述べている。

こういった観点から、ミーティングス・アフリカ2019では「サステナビリティ・ビレッジ」と称した一画を会場に設け、南アフリカ各地からの中小企業15社に、観光インセンティブプログラムを通じた出展機会を提供するとともに、シェアリングエコノミー型ビジネスモデルの構築や国際MICE市場への進出に向けた独自のトレーニングや助言が与えられる。

今年の2月末に開催されたミーティングス・アフリカ2018には約3,000人が訪れ、商談やアフリカが提供するプロダクトの情報収集、国際会議分野での新たな人脈構築などを展開。南アフリカからの65社を併せた出展者数はアフリカ計21カ国から306にのぼった。またアフリカ大陸をはじめ世界各地より訪れたビジネスおよび業界関連の報道関係者は167人を数えるとともに、開催期間中の商談総数は6,398件にもおよんだ。

南アフリカ観光局のシサ・ンツォーナCEOは「前回のミーティングス・アフリカ2018の成功と新政権による観光支援も手伝い、南アフリカを含むアフリカ大陸におけるビジネスイベントおよびレジャー産業の将来には明るい希望が満ち溢れている。2018-19会計年度における南アフリカの観光マーケティング予算の増額と併せて、シリル・ラマポーザ大統領が観光産業への強力な政治的支援を明言しているのは頼もしい限りである」と述べている。

報道関係者による参加登録などのミーティングス・アフリカ2019に関する詳細はhttp://www.meetingsafrica.co.za（英語）で案内されている。

本件に関する問い合わせは：
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