ダーバンにアフリカ最長の海浜遊歩道が完成
インド洋に面するダーバンのビーチフロントで先頃、アフリカ最長を誇る海浜遊歩道が完成を迎えた。新たに750メートル延長されたビーチフロントの遊歩道は、ブルーラグーンからダーバン港の入口までの計8キロメートル以上にわたって伸びている。
完成した遊歩道は車椅子での乗り入れにも対応するとともに、医務室や地下駐車場、ライフガード用の監視塔といった施設をダーバン港口とウシャカ・マリンワールドの間に配備している。
今回の海浜遊歩道の延伸は、総額350億ランド(約2,623億円)にのぼるウォーターフロント地区開発計画における第1期プロジェクトの一環で、29階建てのマンションやホテル、ショッピングモールと合わせた市場価値は35億ランド(約262億円)に相当すると推定されている。
海浜遊歩道の開通式典に出席したエテクウィニ自治区のムクソリシ・クアンダ市長は、ダーバンの国際的地位と観光目的地としての魅力を向上するには継続的な投資が重要であると強調したうえで「エテクウィニ自治区の海岸線における開発は順調に進んでおり、向こう15年間で延べ数十億ランドもの投資をこの地域に呼び込んでいく所存だ」と意気込んでいる。
地元住民と訪問客の双方に安心して楽しんでもらえる公共施設の基準を保つための方策として、すでに南アフリカ警察とエテクウィニ警視庁が包括的安全計画を作成し、年末年始の繁忙期にかけて訪れる多くの観光客のための治安維持に努めるとクアンダ市長は述べている。
2016年に計画されたダーバンのビーチフロントにおける遊歩道プロジェクトは2018年1月に着工し、約4億ランド(約30億円)が投じられている。
出典元:Daily Southern & East African Tourism Update
本件に関する問い合わせは:
南アフリカ観光局 広報 株式会社フルハウス
担当:淺川、大竹、小山
TEL: 03-5413-0293/FAX:03-3401-8085
Mail:sat_pr@fullhouse.jp