南アフリカ観光局が運営する事業のひとつである南アフリカ観光格付け機関（TGCSA: Tourism Grading Council of South Africa）は、従来の格付け認定基準の見直しを図り、今年4月1日付けの改定の一環として、贅沢の本質を極めたプロダクトとサービスを提供する南アフリカ国内の宿泊施設に与える「5ツ星プレミアム」の等級を新たに設けた。

TGCSAでは今年4月、クルーガー国立公園に隣接するソーニーブッシュ私営動物保護区（Thornybush Private Game Reserve）のロイヤル・マレワネ・ロッジ（Royal Malewane Lodge）を一軒目の5ツ星プレミアムに認定。そして6月下旬にはムプマランガ州のライオン・サンズ・アイボリー・ロッジ（Lion Sands Ivory Lodge）、ケープタウンのザ・サイロ・ホテル（The Silo Hotel）、ハーマナスのバーケンヘッド・ハウス（Birkenhead House）の3軒を新たに5ツ星プレミアムに認定した。これら全ての宿泊施設にはTGCSAによる5ツ星プレミアム認定証が掲げられている。

TGCSAでチーフ・クオリティ・アシュアランス・オフィサーを務めるダリル・エラスマスは「南アフリカは多様な旅行者層の要望と幅広い予算帯に対応する豊富な宿泊施設を備えている。旅行者のニーズを念頭に置きながら、膨大な時間と労力を費やした今回の格付け基準の改定は、旅行目的地として南アフリカが国際競争力を維持するうえで役立つものとなる」と述べている。

5ツ星を上回る5ツ星プレミアムは、格付け認定基準を見直す過程で実施した広範な比較研究調査の結果に基づいて導入した新たな等級で、他に類を見ないレベルのプロダクト品質、豊富なアメニティー、ワールドクラスの贅沢なサービスを兼ね備えた宿泊施設を明確に差別化するための措置として、世界各地の数多くの格付け機関でも同様の動きが見られている。

「2002年の格付け導入以来、TGCSAでは幾度となく認定基準の改定を重ねてきた。そして4月1日付けで改定された最新の格付け認定基準は、従来を大幅に上回る綿密さと一貫性を備えるとともに、厳格な定量的および定性的要件と品質基準に則ったもので、TGCSAの業務プロセス全般の見直しも踏まえた末に構築されたものとなっている」とエラスマス氏は加えている。

出典元：

Daily Southern & East African Tourism Update

http://www.tourismupdate.co.za/article/192868/Three-more-properties-receive-TGCSA-s-5-Star-Premium-status?utm_source=Now%20Media%20Newsletters&utm_medium=email&utm_campaign=TU%20Daily%20Mail%20-%20Sunday&utm_term=http:%2F%2Fwww.tourismupdate.co.za%2F%2Farticle%2F192868%2FThree-more-properties-receive-TGCSA-s-5-Star-Premium-status

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