新たなダーバン・クルーズ・ターミナル 今年11月に着工
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Durban. KwaZulu Natal. South Africa.
MSCクルーズ南アフリカ支社でマネージング・ディレクターを務めるロス・ヴォルク氏は先頃、ヨハネスブルグ郊外のサントンにあるオフィスで催された記者発表会で、今年11月からダーバン・クルーズ・ターミナルの建築工事に着工することを明らかにした。総工費2億ランド(約14億円)を投じるダーバン・クルーズ・ターミナルの敷地面積は4,516平方メートルで2021年の完成が予定されている。
「MSCクルーズは、南アフリカをはじめとしたアフリカ各地で大型クルーズ客船による観光分野の拡大に尽力している。新たに建設されるダーバン・クルーズ・ターミナルと同施設に併設されるMSCショショローザ・オーシャン・アカデミーは、インフラ整備と人材育成に向けた多額の投資活動の一環である。」
「複数の運航会社が利用する新ターミナルの供用開始に伴い、世界各地を巡るクルーズ客船の寄港地であるダーバンの競争力はさらに向上すると同時に、観光客の増加や雇用機会の創出、取引先企業の拡大などにも大きく寄与することになる。MSCクルーズは最新設備を擁するダーバン・クルーズ・ターミナルの建設計画に携われることをとても光栄に思っている。設計には予定よりも長い期間を要したが、これは新たな客船ターミナルが魅力的な寄港先としての地位を確立するうえで極めて重要なプロセスであった」とヴォルク氏は述べている。
非上場企業としては世界最大のクルーズ会社であるMSCクルーズは現在、斬新かつエレガントでモダンな大型クルーズ客船16隻を運航しており、南アフリカをはじめヨーロッパ、南アメリカ、湾岸の各地域でナンバーワンの座を獲得している。設立からの10年間で800%の成長率を記録したMSCクルーズは、世界で最も若い平均船齢を誇る客船とともに、クルーズ業界において高い国際的評判を博している。
グループのグローバル上級ディレクターであるアンジェロ・カプロ氏は記者発表の席上で「MSCクルーズにとって南アフリカは重要なマーケットであり、世界各地で展開しているクルーズ分野における投資活動の拡大を象徴する寄港先に他ならない。事実、今年12月からの冬季シーズン中には3,200人乗りのMSCムジカがダーバン、2,500人乗りのMSCオペラがケープタウンにそれぞれ寄港する」と述べている。
出典元:Daily Southern & East African Tourism Update
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