南アフリカ観光局のシサ・ンツォーナCEO（最高経営責任者）は先頃、国連世界観光機関（UNWTO）の諮問委員会であるUNWTO.QUESTプログラムのメンバーに任命された。

UNWTO.QUESTは、デスティネーション・マネジメント組織（DMO）による統治、計画、経営管理の向上を目的とし、国連世界観光機関が立案したプログラム。国連世界観光機関では同プログラムを通じて、DMOの功績を高めるうえで重要となる戦略的リーダーシップ、効果的実行力、効率的ガバナンスという3つの分野の強化を支援している。

南アフリカ観光局のシサ・ンツォーナCEOは「栄誉ある諮問委員会のメンバーに任命されたことをとても光栄に思う。UNWTO.QUESTプログラムが重視する戦略的リーダーシップ、効果的実行力、効率的ガバナンスは、DMOの競争力と持続可能性を高めるうえで極めて重要な分野であり、私自身も非常にやり甲斐を感じている職務。観光は波及効果の裾野が広い産業であることは周知のとおりで、人々の生活水準を向上させる力を備えている。今回の任命にあたり、アイデアを共有しながらグローバル観光産業の発展に貢献できるよう尽力していく所存だ」と述べている。

UNWTO.QUESTプログラムの諮問委員会には、ンツォーナCEOのほか、民間および公共部門から世界各国のリーダーが名を連ねている。

UNWTO.QUESTプログラムに関する詳細はhttp://academy.unwto.org/content/unwtoquest で紹介されている。

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