南アフリカ観光局、政府によるコロナ規制完全撤廃の決定を歓迎
南アフリカ観光局は6月23日にコロナ規制の完全撤廃を発表した政府の決定に対して歓迎の意を表しました。
入国時に求めていたワクチン接種証明書や陰性証明書の提示、屋内でのマスク着用義務、イベント開催時の人数制限の撤廃は観光産業全体に恩恵をもたらすと同時に、訪問者数や収益レベルをコロナ前の水準へ回復させる呼び水になります。
コロナ規制の完全撤廃に伴い、現地の人々との交流を通じて多様性に富んだ南アフリカの伝統文化に触れる機会が増えるなど、世界各国から訪れる旅行者に対してより多くの体験とアクティビティの提供も可能になります。
またビジネス、エンターテイメント、スポーツ分野のライブイベント開催に際して、過去2年以上にわたって障壁となっていた人数制限などの規制撤廃は、旅行業界にとってもこの上なく喜ばしいもので、今回の規制撤廃はコロナと感染防止対策の影響で過去26ヶ月にわたって精細を欠いていた観光産業が本格的な回復をめざす上での道筋をつけるものに他なりません。
南アフリカ経済に大きく貢献し、多くの雇用機会を創出する観光産業は、“素晴らしい新世界(New brave world)”への旅立ちを迎え、ポストコロナにおける景気回復を牽引する産業分野として期待が寄せられています。