

ポートエリザベス博物館
空中に浮かぶ巨大なクジラの骨格から、少し変わったパイプのコレクション、ありとあらゆるヘビ、有名な難破船から回収した大砲、恐竜の屋外展示まで、ベイワールド(Bayworld)にあるポートエリザベス博物館(Port Elizabeth Museum)の“真に迫る”展示は全ての訪問者を楽しませてくれます。
1856年の開館当初、ポートエリザベス博物館に展示されていた歴史的な収集物に対して、街の住民7,000人のほとんどは関心を示しませんでした。しかし50年後、この退屈な博物館はFW・フィッツサイモンズという花火博物館の館長によってダイナミックな空間へと変貌を遂げたのです。
閑古鳥が鳴いていた博物館では突如として、興味深い生きたヘビの展示、初期のサイレント映画の上映とピアノによる映画音楽の演奏を併せた「マジック・ランタン・ショー」などが催されるようになりました。
ヘビの展示はかなりの人気を集めたことから、博物館の敷地にはスネーク・パークが新たに設けられ、初代のヘビ調教師はちょっとした伝説の人物となりました。年に1回はヘビに噛まれるにもかかわらず、この調教師は年老いて亡くなるまでの30年余り、仕事から離れることはありませんでした。
その後、敷地内にアシカのプールも新設。ところが髭を生やした愛嬌のある表情とつやつやの胴体のアシカは少しばかり臭いが強いのと、頻繁に大きな鳴き声をあげることから、付近の住民がアシカのプールからの騒音と臭いに対して猛烈に抗議。裁判にまで発展したことから、アシカは博物館から追いやられてしまいました。
ポートエリザベス博物館は現在でも魅力を失うことなく、1908年の恐竜の模型、1928年のヒトの解剖模型、難破船サクラメント号から引き揚げられた大砲、クジラの骨、様々な煙草パイプ、サン族とコイ族に関連した歴史の歩み、見事に再現された巨大な草食恐竜アルゴアザウルスなどが展示されています。
屋外には時々動いたり唸り声をあげる展示物が配置された恐竜パークが設けられており、子供たちが歓声をあげながら遊びまわっています。また、人気のスネーク・パークでは安全への配慮が最大限に施された様々なヘビの展示に、ウミガメやキスイガメ、また檻に入った不気味なクロコダイルなども新たに加わりました。
しかし本当のドラマが繰り広げられているのは、ポートエリザベス博物館の舞台裏に他なりません。ここでは様々な観点から海洋生物の調査が続けられている他、ヘビの研究、東ケープ州の海岸線に沈んだ多数の難破船を対象とした海洋考古学プロジェクトまで、驚くほどの研究案件の数々が常時進行しています。
旅の計画に役立つヒントと情報
◆問い合わせ先
ベイワールド(Bayworld)
電話:+27 41 584 0650
Eメール:pr@bayworld.co.za
★ご存知ですか?
ポートエリザベス博物館は第2次世界大戦中、北アフリカに展開した連合軍にヘビの血清を提供しました。

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