ハウテン州の都市部で野生動物との出会いが楽しめるディノケン動物保護区

南アフリカの大都市であるヨハネスブルグやプレトリアでは観光やショッピングが楽しめるのは言うまでもありませんが、ほんの少し足を伸ばせば「ビッグファイブ・サファリ」も体験できるのことをご存じでしょうか？

ビッグファイブと称される大型野生動物のゾウ、サイ、ヒョウ、ライオン、バッファローと出会えるディノケン動物保護区は、ヨハネスブルグのO.R.タンボ国際空港から僅か１時間足らずで本格的サファリが体験できるスポット。2011年のオープン当初からライオン、ヒョウ、サイ、ゾウは生息していましたが、2012年にバッファローが加わったことで、正式にビッグファイブ・サファリが楽しめる動物保護区となりました。

ディノケン動物保護区は官民のパートナーシップにより設立された動物保護区。地元の土地所有者が南アフリカ政府へ土地を譲渡し、100年以上の歳月を経てライオンとゾウがこの地を自由に闊歩できるようになりました。

ゲームドライブ初体験の人には動物に関する知識が豊富なレンジャーの案内によるツアーへの参加をお勧めしますが、レンタカーなどを利用してセルフドライブでサファリが楽しめるルートも設けられています。ディノケン動物保護区では日中と夕暮れ時のゲームドライブの他にもサンセットボートクルーズやガイド付きのウォーキングサファリ、ブッシュランチ、ピクニック、釣りなど各種アウトドア・アクティビティが体験できます。

【旅の計画に役立つヒントと情報】

◆問い合わせ先
DGR予約センター（DGR information and central booking）
電話：+27 12 711 4391
Eメール：reception@dinokengreserve.co.za

◆アクセス
O.R.タンボ国際空港からR21号線を1.5kmほど下り、N1号線に入ったらR734号線方面へ向かい、183番出口で下ります。

◆地域周辺
ディノケンはプレトリアとヨハネスブルグに隣接しています。

◆ツアー
ボートクルーズ、ドライブツアー、専門ガイドの案内によるゲームドライブ、文化ツアー、釣り、スパトリートメント、レストラン

◆滞在期間
この保護区の魅力を堪能するには1週間の滞在がおすすめ。さらに時間の余裕があれば、ハウテン州の主要な見どころも楽しめます。

◆持ち物
心地よい薄手の服装に加えて、冬は夜の冷え込みに備えて暖かいジャケットを用意。季節を問わず日焼け止めと帽子は揃えておくこと。