Spot 南アフリカ観光スポット

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ポロクワネの歴史と文化

ポロクワネ(Polokwane)は歴史と文化に関心がある旅行者の期待を裏切ることはありません。リンポポの州都であるポロクワネとその周辺には好奇心をそそる博物館、古代アフリカの王国や伝統文化が息づく神聖な場所、遺跡発掘現場が点在しています。

近代的なポロクワネの街における歴史と文化の体験は、ライブラリー・ガーデンズ・コンプレックス(Library Gardens Complex)にあるポロクワネ美術館(Polokwane Art Museum)が起点となります。この美術館が所蔵する南アフリカ出身のトップアーティストによる作品は館内、そして屋外に多数展示されています。

また近くのヒュー・エクストン写真美術館(Hugh Exton Photographic Museum)には、1890年代以降に撮影されたボディス(女性の胴着)や牛車、アカシアの木など、当時の生活を映し出すモノクロ写真約2万枚が展示されています。

ポロクワネが放つ歴史と文化の魅力の中で最も有名なのはアイリッシュ・ハウス(Irish House)。ビクトリア朝時代の後期に建てられた商業ビルでは、州内で受け継がれている様々な文化が紹介されています。

ケープ植民地を追われて移住してきたフォールトレッカーの生活様式を知るには、モコパネ(Mokopane)にあるアレンド・ディーペリンク(Arend Dieperink)博物館がおすすめ。歴史的建造物に併設されたこの博物館は、古代から近代にかけての興味深い人類の歴史を伝えています。

モコパネ郊外のマカパン渓谷(Makapans Valley)では、毛深かったヒト科の祖先の暮らしに触れることができます。ここでは350万年も前に、この渓谷で人が暮らしていた証拠となる遺跡が発掘されています。

さらに、ここからリンポポ川(Limpopo River)に沿って北上すると、世界遺産としても知られる失われた金の王国、マプングブエ(Mapungubwe)があります。約千年前、亜大陸最大の鉄器時代の王朝の中心地だったマプングブエは、高度な教養を備えた人々が中国やインド、エジプトと金や象牙の貿易を展開していました。

マプングブエでは現在、ほとんど手つかずの状態で残されている宮殿や住居、王国初期に栄えた2つの首都の遺跡を見て回ることができ、400年の時の経過に従って発展を遂げた社会の様子を垣間見ることができます。

ポロクワネ北西部のヴェンダ(Venda)地方には、多数のアーティストや職人が暮らしています。ここは興味深い神話や古代遺跡が存在する場所で、充実した滞在が楽しめる場所として人気を集めています。

旅の計画に役立つヒントと情報

◆問い合わせ先
ポロクワネ・ビジター・インフォメーションセンター(Polokwane Visitor Information Centre)
電話:+27 15 290 2010
Eメール:tourisminfo@polokwane.gov.za

◆アクセス
ポロクワネ空港へは国内線が運航されています。車やバスを利用する場合はN1号線、N11号線でアクセスできます。

◆ベストシーズン
ポロクワネの街とその周辺への訪問は、日中の気温が温暖な冬がおすすめ。

◆周辺の見どころ
ポロクワネ近辺にはヴェンダ、マカパン渓谷、マプングブェなどの数多くの見どころがあります。

◆交通手段
車を利用するのが最も便利。南アフリカでは世界的に知られるレンタカー会社が数多く営業しています。

◆料金
マプングブエ国立公園(Mapungubwe National Park)では大人ひとりにつき1日あたりの保全料として、南アフリカ人38ランド、外国人152ランドが必要となります(料金は変動する可能性あり)。

◆滞在期間
1~2泊の滞在で歴史的名所の数々やユネスコ世界遺産に登録されているマプングブエなどを見て回れます。

◆持ち物
マプングブエ国立公園の近くにはレストランやガソリンスタンドはありません。飲み物や食べ物は忘れずに持参すること。

◆宿泊施設
ポロクワネではシティホテルやゲストハウスでの滞在が可能。マプングブエ国立公園にも宿泊施設が設けられています。

◆おすすめの買物アイテム
露店に並ぶ美術品や民芸・手工芸品

★ご存知ですか?

聖なる森として崇められるサート・ヴォンド(Thathe Vondo)はヴェンダ族の先祖の魂の故郷で、ナサーテ(Nathathe)と称される伝説のライオンによって守られています。