グリーンマーケット・スクエア

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ケープタウン中心部にあるグリーンマーケット・スクエアは、アフリカ各地からの芸術家や商人がカラフルな布地や彫刻、ビーズ細工などを売るために集まってくる場所。ここに来れば活気溢れる雰囲気を楽しめるとともに、アフリカ旅行のお土産にぴったりの掘り出し物が見つかるに違いありません。

グリーンマーケット・スクエアは歴史上、奴隷市場や青果市場、駐車場などに変貌を遂げてきましたが、今ではは南アフリカで最もエキサイティングな青空市場のひとつに数えられ、様々な行商人がバティックやビーズ細工、彫刻などを販売しています。

グリーンマーケット・スクエアでの買物は冒険そのもの。ケープタウン中心部のビジネス街に位置しており、その古風な丸石舗装は熱気を帯びたコスモポリタンな雰囲気を巧みに演出しています。行商人の多くはマサイ族、コサ族、ズールー族、バデ族などアフリカ各地の民族の伝統を組み合わせた大陸横断的な商品を多く取り扱っています。他にもガラス製品や宝飾品、洋服、靴、音楽CD、サングラス、絵画なども手頃な値段で販売されています。

グリーンマーケット・スクエアではユニークな掘り出し物が見つかるだけでなく、陽気で人なつこい商売人との出会いが楽しめます。彼らはケープタウンに備わる多様性の象徴でもあります。また大道芸人やドラム奏者、ジャグラー、パントマイム演者など、このマーケットで生計を立てている者たちも、訪問客を大いに楽しませてくれます。

人気の高まりとともに、この地域では新たなビジネスも出現。落ち着いた雰囲気のコーヒーショップやレストラン、ホテルなどが続々と開業し、買い物客に喜ばれています。

グリーンマーケット・スクエアはカンパニーズ・ガーデンや国会議事堂、南アフリカ博物館、パンアフリカン・マーケット、南アフリカ最古の建造物として知られるキャッスル・オブ・グッド・ホープといった市内の観光名所からもほど近く、マーケットのすぐ脇にはケープタウンで最も有名な初期のケープ・ダッチ建築様式のひとつで、16～18世紀のオランダおよびフランドル派のマイスターによる芸術作品の重要なコレクションを所蔵するオールド・タウンハウスが建っています。