ヨハネスブルグのトレンディエリア ブラームフォンテーンのナイトライフ
南アフリカの名門校として知られるウィットウォーターズランド大学をはじめ、多国籍企業や有能なクリエーター、娯楽施設などが集まるブラームフォンテーン。洗練されたトレンディなバーや斬新なレストランで彩られるナイトライフは、この街に住む多種多様な人々を魅了して止みません。
ブラームフォンテーンのナイトライフを象徴するスポットとして人気を集めているのがサウスポイントタワーの22階にあるランドローズ。ルーフトップバーとラウンジには企業のエグゼクティブやプライベート、一般向けのイベントが連夜のように繰り広げられています。
ブラームフォンテーンのもうひとつのアイコンは、この街に残された最も古いビルのひとつであるミルナーパーク。ここにはヨハネスブルグで2番目に長い100年以上の歴史を有する老舗パブ、キッチナーズ・カーベリー・バーや硬貨で埋め尽くされた店内の床とともに明け方まで賑わうグレートデーンなどが軒を連ねています。
この他にもブラームフォンテーンではボトルオーダーのみのドリンクとお手頃価格の小皿メニューで学生に人気のS-Bar、デ・コルテ通りのラムヌホテルに併設されたザ・ラウンジ&ザ・グローブ・バー、ヨハネスブルグで最長の歴史を誇るバーでポルトガル料理と地ビールで人気のザ・ギルドホールなどがオススメのバーとして挙げられます。
夕食のオススメはカフェ・デ・ラ・ヴィー。クールでトレンディな店内インテリアと落ち着いた庭園スペース、ルーフトップのパーティスペースを備え、旬のオーガニック食材を用いた料理を提供するナリーナ・トロゴンも見逃せないレストランです。
ブラームフォンテーンにはバーやレストランに加えて、ヨハネスブルグ・シアター・コンプレックス、アレクサンダー・シアターといったエンターテイメント施設もあり、地元のダンスやドラマ、ミュージカルを楽しむことができます。またネルソン・マンデラ・ブリッジを渡ってニュータウンまで足を伸ばせばジャズクラブでアフリカならではの躍動感いっぱいの音楽を楽しめます。
ブラームフォンテーンは歴史的にはヨハネスブルグのビジネスの中心地でしたが、アパルトヘイト撤廃後にこの地区は廃墟と化していきました。しかし昨今、企業とヨハネスブルグ市政府が官民一体となって都市再開発プロジェクトを展開し、豊かな歴史を有する地区の活性化で大きな成果をあげています。
ブラームフォンテーンの魅力の一端は過去の歴史に由来しますが、この地区は今、将来を見据えながら着実に発展を続けています。
★ご存知ですか?
ランドローズのルーフトップからはヨハネスブルグの街並みを360度見渡せます。