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地球上で最も難易度の高いホール 究極のゴルフ体験

© Eric Reisinger

米アカデミー賞受賞経験もある名優モーガン・フリーマンは、これまで出演してきた映画の中で南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領をはじめ、アメリカ合衆国大統領や神様といった様々な役どころを演じて、その実力を証明してきました。そんな彼がリンポポ州にあるレジェンド・ゴルフ&サファリ・リゾートの「Extreme 19th(究極の19番ホール)」で驚愕のパーを記録し、ゴルフの実力も証明していたことをご存知ですか?

リンポポ州のレジェンド・ゴルフ&サファリ・リゾートには、世界最長かつ最も高いところからボールを打ち下ろす、まさに究極という言葉がふさわしいパー3ホール「究極の19番ホール」があります。

「究極の19番ホール」では、まずハングリップ・マウンテンの山頂に設けられたティーグラウンドまでヘリコプターで移動するところから始まります。ここではティーグラウンドから望む雄大な景色については触れませんがピンまで576m、グリーンまでの高低差は430mにもおよぶ圧巻のスケールは遥かに想像を超えた究極の体験となるに違いありません。

断崖に位置するティーグラウンドから放たれるドライブショットの平均飛行時間は、驚くことに30秒にもおよびます。追跡装置付きの特製ボールを使用して目指すグリーンは、アフリカ大陸の形状が型取られおり、高いところから見下ろせば一目瞭然。そんな19番ホールで見事ホールインワンを達成したプレーヤーには、なんと賞金100万ドル(約1億円)が贈られます!

ちなみに、この究極のホールで初めてバーディーを出したのは、カリブ海の島国バルバドスの元クリケットスター、フランクリン・スティーブンソン。彼の勢いあるドライブショットは見事グリーンをとらえ、7mのパットを沈めました。

レジェンド・ゴルフ&サファリ・リゾートには「究極の19番ホール」の他にも特筆すべき点があります。シグネチャーコースを構成する18ホールはパドレイグ・ハリントン、ジャスティン・ローズ、セルヒオ・ガルシア、K.J.チョイ、トレバー・イメルマン、トーマス・ビヨーン、ジム・フューリック、ベルンハルト・ランガー、コリン・モンゴメリー、イアン・ウーズナム、ビジェイ・シン、レティーフ・グーセンといった世界を代表するプロゴルファー18名によってデザイン設計されているのです。「究極の19番ホール」はもちろん、このシグネチャーコースでのラウンドもお勧めします。

レジェンド・ゴルフ&サファリ・リゾートで19ホール全てをプレーする際のグリーンフィーは1人あたりおよそ2,000ランド(約20,000円)で、これにはヘリコプターの料金や19番ホールからドライブショットを打つ様子を撮影したDVD代が含まれています。

★ご存知ですか?

数多くのセレブリティもプレーしている「究極の19番ホール」。英国の有名ミュージシャン、フィル・コリンズもこのホールでダブルボギーというスコアを記録しています。