ヘイジービューのアドベンチャー・アクティビティ

ヘイジービュー（Hazyview）とその周辺では、南アフリカでトップクラスのありとあらゆるアドベンチャー・アクティビティが楽しめます。スリル満点のジップラインやビッグスイング、ブリッジジャンプでは度胸試し、四輪バイクやラフティングでは絵に描いたような美しい自然の奥深くへと探検することができます。

ヘイジービューはムプマランガ州北東部の端に位置しています。この地域を流れるサビー川（Sabie River）周辺には、サビーやグラスコップ（Graskop）といった街があり、なだらかな緑の丘、美しい森林、滝、深い渓谷に囲まれています。

アフリカで最長クラスのジップラインが設けられたスカイウェイ・トレイル（Skyway Trail）は、ヘイジービューの人気スポットのひとつ。壮大な原生林や小川を越え、たくさんの野鳥や野生動物の合間をくぐりながら、1.2km下のサビー川渓谷まで降下していきます。このジップラインには途中10か所にプラットフォームが設置されており、辺りに広がる美しい自然景観を十分に堪能できます。

サビーの街では、サビー滝橋（Sabie Falls Bridge）から30m下の渓谷へと飛び降りるスイングで空中アドベンチャーが味わえます。またグラスコップではスイングロープで引き上げられる前に、68m下の渓谷への自由落下を体験できる名物のビッグスイングが待ち受けています。

さほど過激ではないアドベンチャーを体験したいなら、グラスコップのジップラインがおすすめ。地上80mの高さから131mにわたって滑降しながら、グラスコップの滝（Graskop Falls）や渓谷に広がる素晴らしい眺めを堪能できます。その他、全長60mのアブセイルもあります。

サビー川渓谷とその周辺の森林地帯には、多数のハイキングコースやバードウォッチング向けのトレイルが設けられています。また四輪バイクも観光客に人気のアクティビティで専用のコースが整備されています。四輪バイクによるトレイルツアーには1時間、半日、一泊のコースがあり、一泊コースではマックマックの滝（Mac Mac Falls）を訪れ、素朴な丸太小屋で一晩過ごすことになります。

ヘイジービューに流れるサビー川は絶好のラフティング・スポットでもあります。流れは比較的スムーズで穏やかですが、グレード2〜3の急流地点も点在し、体内からアドレナリン大放出のスリルを満喫できます。グレード1の流れに挑むゲッコー（タイヤチューブでの川下り）も楽しめます。

川への旅行には山登りが含まれているものもあります。これは渓谷を徒歩で探索するハイキングで、きつい山歩きの後には岩上から8m下の川へ飛び込めるご褒美が用意されています。

【旅の計画に役立つヒントと情報】

◆問い合わせ先
スカイウェイ・トレイル（Skyway Trails）
電話： +27 13 737 6747
Eメール：info@skywaytrails.com

インデュナ・アドベンチャーズ（Induna Adventures）
電話：+27 13 737 8308
Eメール：info@indunaadventures.com

グラスコップ・ビッグ・スイング＆ジップ・スライド（Graskop Big Swing & Zip Slide）
電話：+27 13 767 1621
Eメール：bigswing@mweb.co.za

サビー・ブリッジ・スイング（Sabie Bridge Swing）
電話：+27 13 764 2111
Eメール：visitsabie@iafrica.com

◆アクセス
南アフリカの主要都市からムボンベラ（Mbombela／別名ネルスプルイトNelspruit）へは航空便を利用。車の場合はヨハネスブルグからN12号線をネルスプロイト方面へ、ケープタウンからはN1号線をヨハネスブルグ方面へ向かい、N12号線へ乗り換えてネルスプロイトへと進みます。ダーバンからはN3号線をレディスミス（Ladysmith）方面へ向かい、N11号線に乗り換えたらミデルバーグ（Middleburg）方面へ、そしてN12号線へ再び乗り換えてネルスプロイトを目指します。ネルスプロイトからはヘイジービューへの標識に従って進んでください。

◆ベストシーズン
ヘイジービューは通年で楽しめます。夏は気温が上がり猛暑の日があり、午後になると大迫力の雷が発生することも。冬も温暖ですが夜になると少し冷え込みます。

◆周辺のおすすめ
ブライデリバー・キャニオン（Blyde River Canyon）、クルーガー国立公園（Kruger National Park）、ゴッズ・ウィンドウ（God’s Window）、ブルケス・ラック・ポットホール（Bourke’s Luck Potholes）、古風なビクトリア朝の雰囲気が漂う炭鉱の街、ピルグリムズ・レスト（Pilgrim’s Rest）など。

◆周辺の散策
マイペースで周辺の散策を楽しむには車の利用がおすすめ。自分で運転したくない場合には、運転手付きの車を手配してくれるツアー会社が多数あります。

◆滞在期間
この地域の魅力を満喫するには週末などを利用し、最低でも数日の滞在が必要。1週間少しあれば理想的。

◆持ち物
夏でも冬でも、たっぷりの日焼け止めと帽子は必需品。

◆宿泊施設
周辺には数多くの宿泊施設がありますが、中でもクルーガー国立公園の隣地域に点在するサファリロッジは超おすすめ。

◆おすすめのイベント
サビー・エクスペリエンス・マウンテンバイク・レース（Sabie Experience Mountain Bike Race）は10月、ヘイジービューのビッグ・インデュナ・マウンテンバイク・レース（Big Induna Mountain Bike Race）は6月、サビー・フォレスト・フェア（Sabie Forest Fair）は10月に開催されています。

◆おすすめの買物アイテム
近くにあるシャンガーナ文化村（Shangana Cultural Village）で販売されているアフリカ産の骨董品や美術品、グラスコップのデラゴア・アフリカン・アート＆クラフト（Delagoa African Arts & Crafts）の金属製品など。