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クルーガー国立公園でサイとの出会いを楽しむウォーキング・サファリ

ゲームドライブでビッグファイブの観察を終えると、不思議なことにブッシュのもっと奥深くへと潜入したい気分になるもの。クルーガー国立公園では地上2番目に大きい陸生哺乳類動物、サイを至近距離で見て感じるウォーキング・サファリを楽しむことができます。

サイと出会うウォーキング・サファリで必要な心構えは、冒険心を胸に抱きながらもグループから離れないように落ち着いて冷静に行動すること。そして知識と経験豊富なレンジャーの言葉を聞き漏らさないこと。

クルーガー国立公園では豪華なサファリロッジに宿泊することもできますが、ありのままの自然とアフリカン・ブッシュをより身近に体感するには「ライノ・ウォーキング・サファリ・プレイン・キャンプ」の滞在がオススメ。3日間を過ごすキャンプ施設は公園内に計4ヵ所あり、温冷水施設を完備した快適なサファリ・テントは高台にあるアカシアの木々の茂みに隠れるように配置されており、広大なティンビテネ平原や滝を一望できます。

夜が次第に明け始めてコーラスの歌声が聞こえてきたら、それが1日の始まり。ライフルを携えたレンジャーを先導に8人のグループは1列となり、経験豊富なトラッカーを列の後方に従えて野生動物の痕跡や前夜の行動についての説明を聞きながらゆっくりと歩いていきます。ウォーキング・サファリは軍隊の行進とは全くの別モノ。グループは自分たちのペースで周りの状況や眼にするものに応じて足を止めたり進めたりを繰り返していきます。

そんな朝の散歩を終えたら真心のこもった朝食をいただくために一端キャンプへ戻り、その後はティータイムまでシエスタ(お昼寝)。そして再び、徒歩もしくはサファリカーに乗って動物探索へと出発することになります。

サイとの出会いを楽しむウォーキング・サファリで嬉しいのは、一般の宿泊客が各々のキャンプを撤収した後、暗闇に覆われたクルーガー国立公園内をサファリカーでナイトサファリを楽しめること。「ライノ・ウォーキング・サファリ・プレイン・キャンプ」はビッグファイブ(ゾウ、ライオン、ヒョウ、サイ、バッファロー)を観察できるスククーザ・キャンプに隣接していることから、スリル満点のナイトサファリが期待できます。

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★ご存知ですか?

サイは泥浴びが大好き。泥には体温を下げると同時に虫除けの効果があります。