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NEWS一覧2015年12月14日南アフリカ最古の歴史を誇る建造物で大規模な改修工事

南アフリカ最古の歴史を誇る建造物で大規模な改修工事

ケープタウンの観光名所のひとつに数えられ、南アフリカに現存する最も古い建造物として知られる「キャッスル・オブ・グッドホープ」では、総工費8,400万ランド(約6億7,000万円)を投じる大規模な改修工事が向こう20カ月にわたって施される。

今回の工事では5区画で構成される高さ10メートルもの城壁が全面改修されるとともに、城内に配された建物7棟の再塗装やカーペットの張替えを実施。さらに壁面の補修やドルフィンプールと称された噴水池でも石膏の再塗装や補修が行われる。

築350年もの長い歴史を有する「キャッスル・オブ・グッドホープ」は五角形の城壁に囲まれた要塞で、城内にはケープ地方の軍隊の歴史を物語るミリタリー博物館や17〜19世紀の絵画、家具・調度品、陶器などの美術品なら成るウィリアム・フェール・コレクションの展示、牢獄などを見学できる。城内には落ち着いたカフェやレストランも併設されており、本格的なケープマレー料理も楽しめる。

ヤン・ファン・リーベックがケープタウンに足を踏み入れた1652年以降、オランダ東インド会社はオランダと東インドを結ぶ貿易航路の中継地となるケープタウンを船の補給基地として開拓。ケープ植民地総督の居城としても使用された「キャッスル・オブ・グッドホープ」は1666〜1679年にかけて建てられた要塞で、のちに南アフリカ軍の西ケープ総司令部が置かれている。

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『南アフリカ観光局』広報 エンゴー株式会社
担当:淺川正江(asakawa@en-go.jp)、坂本徳土 (sakamoto@en-go.jp)
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