ボマ・ディナー
本格的な南アフリカ料理を、火を意味するボマを囲みながら開放的な屋外でカジュアルに楽しめる夕食がボマ・ディナー。私営のサファリロッジなどでは多くの場合、滞在時の朝・昼・夕食は全て宿泊代金に含まれており、夕食の際にボマ・ディナーが用意されます。ダイヤモンドをちりばめたかのように光輝く満天の星空の下での夕食は、南アフリカ旅行の思い出として一生忘れることなく永遠に輝き続けるにちがいありません。
食欲をそそるブラーイ(アフリカのバーベキュー)やカレー料理の香り、洗練された南アフリカ産ワインの芳醇な味わい、夕刻のゲームドライブで冷えた身体を暖かい炎で包んでくれるキャンプファイヤー、色彩豊かな膝掛けブランケット、アフリカン・ドラムのリズムなど、ひとつひとつの要素が南アフリカでの夕食を見事に演出してくれます。ビュッフェ形式の食事のハイライトはなんといってもブラーイ。南アフリカのシェフはステーキの最高の焼き方を熟知していると言っても過言ではありません。餌が違うからなのか、南アフリカで味わう肉のおいしさは五臓六腑にしみわたります。新鮮なサラダやデザートも豊富に揃っているので食べ過ぎにはご注意!ボマ・ディナーはロッジに滞在している他の宿泊客やレンジャーらと友達になれる絶好の機会でもあるので、臆すことなく話しかけてみてくださいね。相手が南アフリカ人なら「How’zit?」(ハウズィット=How are you?)と声をかけてみて。きっと「Sharp, sharp!」(シャープ・シャープ=Fine)と返答するはずです。