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ピーランスバーグ国立公園でのビックファイブ・サファリ体験

南アフリカでのサファリの醍醐味は、何と言っても大型野生動物のゾウ、ライオン、バッファロー、サイ、ヒョウで構成される「ビッグファイブ」との出会い。ヨハネスブルグから車で僅か2時間ほどの地点に位置するノースウェスト州のピーランスバーグ国立公園でもビッグファイブ・サファリが満喫できます。国内外からの旅行者に人気のピーランスバーグ国立公園には、古代に形成された火山の噴火口に位置するというユニークな地形条件も手伝って、多様性に富んだ植物と多くの野生動物が生息しています。

ピーランスバーグ国立公園にはビッグファイブに加えてカバやアフリカン・ワイルドドッグ、カッショクハイエナ、セーブルアンテロープなど、一度は間近で見てみたいたくさんの野生生物が生息しています。またヒバリやテンニンチョウ、ライラック・二シブッポウソウ、アフリカン・オオイヌワシ、サイチョウなど多彩な鳥類のバードウォッチングも楽しめます。

ピーランスバーグ国立公園を訪れる人が多い理由として、南アフリカを代表するリゾートである「サン・シティ」に隣接していることがあげられます。敷地内には5ツ星ホテルの「ザ・パレス・オブ・ザ・ロストシティ」をはじめとしたホテル棟に加えて、ウォータースポーツ各種が楽しめる施設やカジノ、名門ゴルフコースが併設され、巨大な複合エンターテイメントリゾートを構築。ビッグファイブ・サファリとエキサイティングなリゾートでの滞在の両方を楽しみたいという欲張りな旅行者にはもってこいの条件が整っています。

ピーランスバーグは近くに位置するマディクウェ動物保護区と同様にかつては農地でした。土地を再生するために1969〜79年には外来植物を除去し、腐食した土地を生き返らせ、家屋や風車、蛍石の採鉱場などを解体。その後、この土地に19種類にのぼる計6,000頭もの動物が再配置されました。当時、この動物の再配置は世界最大規模だったと言われています。またこの土地は10億年以上前の噴火によって溢れ出したマグマで構成されていることから、地質学の観点からも非常に興味深い地肌を有しています。

厳密に言うとピーランスバーグは州の公園であり、正式には国立公園ではないのですが、現在ではピーランスバーグ国立公園と称されてます。

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★ご存知ですか?

ピーランスバーグ国立公園には、現在50種以上の哺乳動物と350種以上の鳥類が生息していると言われています。