Spot 南アフリカ観光スポット

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ハーマナスのホエール・フェスティバル

南アフリカ・ケープ地方南部の太陽がいっぱいの海岸沿いには、毎年6月から11月にかけて南極から大勢のミナミセミクジラが遊びにやってきます。ホエールウォッチングのメッカとして知られるハーマナスで、最も頻繁にミナミセミクジラを観察できるシーズンは9〜10月。これに併せて、毎年ハーマナスではホエール・フェスティバルが開催されます。

この時期、氷に覆われた冷たい南極の海からはるばるやってくるクジラは、ここで出産を迎えることから、生まれたばかりの幼いクジラ達が陽気にはしゃぐ様子などを目にすることができます。ケープ地方南部の海岸沿いでは、早ければ5月からミナミセミクジラの姿を見ることができますが、ピークシーズンは9〜10月。陸地から海を眺めていると、多い時で10分間に6頭ものクジラの姿を観察できます。

ハーマナスのクジラ保護区域であるウォーカーベイでは、数多くのクジラが押し寄せてくるピークシーズン中、水面から飛び跳ねたり、尾びれを覗かせたり、ペアで互いにじゃれあったり、生まれたばかりの子供を世話したり、水面から頭部を覗かせて人間観察したりするクジラの様子を楽しむことができます。

そしてホエールウォッチングのベストシーズンはハーマナス・ホエール・フェスティバルとともに最高潮を迎えます。イベントはライブミュージックの演奏など数多くのエンターテイメントで盛り上がりますが、本来のテーマは環境保護に対する意識を高めることにあります。環境とアートの融合により、気候変動や環境にやさしい生活を推奨する南アフリカ唯一のイベントとして毎年多くの人々が集まります。

イベント期間中にはストリートシアターでのライブ演奏やダンス、コメディアンショーが楽しめる他、冒険好きな旅人の間で大人気のシャークケージ・ダイビングやサーフィン、ハイキング、カヤックといった各種アクティビティにも挑戦できます。

ハーマナス・ホエール・フェスティバルは、地元ならではの文化を訪問客に紹介するイベントとして1992年より毎年開催されており、音楽やキャバレースタイルのショー、スタンドアップ・コメディなどのパフォーマンスなどで観客を魅了する傍ら、クジラをはじめとした海洋動物や海の環境保護に関する意識を高めてもらうための取り組みを続けています。

★ご存知ですか?

ミナミセミクジラの英語名はサザンライトホエール(Southern Right Whale)。大きく肥えた体型のこのクジラは動きが遅く、脂肪分が多く死んでも海に沈まないことから、捕獲が容易で「漁に向いた(right)」クジラとされていたことに由来します。