南アフリカ観光局が主催するアフリカ最大のトラベルトレードショー「Africa’s Travel Indaba 2024（インダバ）」が5月13日、クワズールー・ナタール州ダーバンのインコシ・アルバート・ルツーリ国際コンベンションセンターでいよいよ開幕を迎えます。今年のインダバでは「Shaping Africa’s Tomorrow, through Connection Today!」のスローガンの下、アフリカ域内26カ国からホテルやエアライン、ツアーオペレーター、DMO、各国の観光局など計990の出展社と世界各地から訪れる1,000人以上のバイヤーが一堂に会し、5月14日から16日までの3日間にわたって熱のこもった商談を繰り広げます。

世界各地から訪れるバイヤーやメディアには開幕前夜に催されるネットワーキングイベントを皮切りに深い洞察に基づいたパネルディスカッション、最新の観光関連プロダクトを紹介するスピードマーケティングセッション、アフリカ各地からのユニークかつ多彩な観光関連プロダクトに触れる機会などと併せて、出展社とのスムーズなアポ取りを支援するマッチメーキングダイアリーシステムが用意されます。また会場には観光省の支援により南アフリカ国内で観光産業に携わる120社もの中小零細企業が「Hidden Gen（隠れた宝石）」ゾーンに集結します。

前年比62%増の1,033社が出展した昨年のインダバには世界22カ国から計8,688人が会場を訪れ、クワズールー・ナタール州に約6億ランド（約50億円）ものGDP押し上げ効果と3,000件もの雇用機会をもたらすなど、南アフリカ経済全体への波及効果は12億ランド（約100億円）にのぼりました。今年のインダバにおける出展スペースはすでに完売しており、ダーバン市内のホテルでは平均85〜95%の客室稼働率が見込まれることから、今年のインダバ開催に伴う経済波及効果は昨年の実績を上回ることが期待されています。